下水道工事 第3弾報告

愈々今日は推進管のお目見えです。
前回のカッターの回収から引き続いてご紹介いたしましょう。


分解されたカッターは4tトラックに積み込まれます。
写真からでも判断出来るように、直径2m程の大きさです。

カッターを撤去すると、真ん中にはカッターを支えていた芯棒が見えています。
芯棒の周りは丸いお盆のような円柱状の筒になっており、削り取られた泥土が下の穴から取り込まれます
台所の流し台が円の形をしていると考えたら判り易いでしょう。
流し台には適当な深さと排出する為のパイプが必要ですよね。
これも同じ理屈です。
推進機械にとっての流し台です。

周りのお盆の部分の撤去が済み、心棒を撤去している状況です。
小さいけれどこれがこのマシンの心臓部です。
撤去するにも慎重な扱いが必要となります。
決してあせらづゆっくりとシンボウ?する必要があります。ガハハ。

こんどはお盆の底の部分を解体しました。
これが結構重いんですね。約3tちょっとあるんですよ。
女性の平均体重40~50kgとすれば60人から75人分に相当するんですね~。
それだけの女性を相手に仕事は出来ませんが、
何も云わない機械はとにかく慎重に扱うだけで仕事が処理できるので非常に楽ですね。
こんな事を書き込むと、これは女性に怒られそうかな?ガハハ。

さあ、機械室の全容が明らかになりました。
この中でオペレーターが推進マシンの操作をしていたんですね。
オペレーターさんの腕次第で、推進が上手くいくかいかないか決まるんですよ。
オペレーターさんも気を使うでしょう。

これが泥土を吸い込んでいた排出管です。
直径50~60cmはあると思われます。
排出管のアップです

場外へと搬出されています

モーターも場外へと搬出されます

さてこれからは、機械室の外回りを回収しなければいけません
本体を80cm程の円柱に分解するんです。
朝6時には道路を開放しなければなりませんが、既に時間は夜の11時半です。
朝までに無事解体できるでしょうか。

マシンはこのように細かく分解できるのです。
全部で8分割ですが今のところ一個につき50分程掛かっています。
残り3個ですが、時間も既に4時50分です。
果たして時間内に終了できるか心配です。

今日終わらないと来週の月曜日は昼夜の通しの作業となり、火曜日も昼の通常勤務となります。
だから何としても終わらなければいけません。皆頑張ってくれ~!!

無事にマシンの撤去が終了しました、これで発進立坑と到達立坑は推進管でつながれたのです。
良かった良かった。

しかし、だが、既に時刻は6時40分です。
工場の守衛さんに怒られないか心配です。トホホ。
地下から地上に戻った時に守衛さんがこちらを見ている視線に気づきました。
ヤバイ、今日遅く終わった事を何か云われそうな雰囲気です。
とにかく現場をネットフェンスで囲い、
工事看板やらお願い版など所定の位置に括り付け道路を開放した。
なんと既に7時である。何時より1時間も遅かったのである。
仕事が始まる前と仕事が終わった後に必ず守衛さんに挨拶をしている。
夜勤が始まる前には「○○建設です、今日も宜しくお願い致します。」
仕事が終われば、「今日も有難うございました。」と、愛想を振りまいていたのである。
その都度、「はい。ご苦労さまでした。」と、守衛さんも答えてくれていた。
だが、今日は何時もより1時間も遅く工場の前を使用していたのである。
何らかの苦情があって当然である。
苦情を覚悟の上、いつもの通りに
「どうも、今日も有難うございました。今日はちょっと遅れてすみませんでした。」と、
恐る恐る挨拶をしました。
ところが、守衛さんはにっこりと笑い「いつもご苦労様。毎日大変ですね。」と声を掛けてくれた。
いや~ホットしました。
やはり、進んで挨拶をする事は決して無駄ではないということでしょうか。
今日は「楽しい荒川まつり」多分同期生との楽しい時間が過ごせるでしょう。
眠い目を擦り、現場事務所として使用しているライオンズマンションの4Fに戻った。
まずは書類を整理して、お風呂の準備である。
今日始めてこのお風呂を味わう事にした。
30分程のお風呂はまた眠気を追い払ってくれた。
お風呂上りにはビールが付き物である。
近所のセブンイレブンでおつまみと缶ビール500mlを2本購入し、ゆっくりと味わった。
今日の荒川での飲み会に想いを馳せて、、、。
「楽しい時間有難う」 でご報告致しましたように、とっても大事な同期生と
とっても楽しい時間があっと言う間に過ぎてしまいました。
また、このような集いやりたいですね。
同期生皆大好きですよ~!!今後も宜しく!!

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下水道工事 第3弾報告 への1件のコメント

  1. suimei のコメント:

    下水管敷設の概要がイメージできるようになりました。
    こんな風に地下で工事が行われているのですね。
    こんな巨大な仕事も、小さな人間が機械を動かして成し遂げていることを思うとき、
    しみじみ、人間とは尊いものだと感動します。
    それから、「挨拶」は円滑で明るい人間関係を築くために、ほんとうに大切だと思います。
    守衛さんに誠意が十分伝わっていますよね。

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