スロットのないPCへのNVMe-SSDの取り付けと設定手順
1.Storageのパーティション方式は、MBRの世界からGPTの世界へ大変身
2.PCデバイスは、どのようにBootパーティションを辿るか
NVRAM(不揮発)のエントリーからBoot Managerを探す。
(bcdedit /enum firmware で定義が見える。例では、MBRやGPTハードの存在定義)
ファームウェアのブート マネージャー
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identifier {fwbootmgr}
displayorder {bootmgr}
{0210a6f8-841b-11ec-be14-806e6f6e6963}
{f21ca4b8-83c9-11ec-9e05-806e6f6e6963}
{338c29dd-8425-11ec-a441-001bdc0fee26}
timeout 1
・MBRは歴史的遺産の方法で、ひたすらドライブの先頭セクターを探している
・GPT形式のUEFIだと、FAT32フォーマットのセクターをドライブ内に探す。
4Kセクターサイズもあるため、最小260MBに及ぶ場合もある。
・SATA/AHCIに代わるNVMeプロトコルは、2018年以降の設計ハードでないと
Firmドライバー未搭載で、ドライブの存在が見えない。
3.旧式マザーボードのNVMeドライブのためのドライバー後付け補給
・後付けには、旧式Bootファーム(ROM)への機能追加update と
エミュレーション型Wrapperソフトの方式があるが、ROM Updateは限定品。
・Wrapperでは、フリーソフトのCLOVERが有名だが、USB Bootを標準としており、
USBメモリの耐久性が心許ない。(USB Bootまでは、ここが参考になる)
4.CLOVERのHDD/SSDドライブへの搭載について
BCDEDITコマンドで、{bootmgr}へCLOVERを定義する方法で、移行できる。
CLOVER本体の登録は、EPSパーティションへのドライブレターの割り当て
(DISKPARTコマンド)と、XCOPY /e コマンドの活用が鍵になる。
(explorerを管理者モードで起動しても、アクセスはできない。)
5.マルチブートの定義
すべてBCDEDITコマンドでEPSを保守実施するのが確実である。
通常許されない、複数のEPSをCLOVERで切り替えながら運用することもできた。
6.コマンド・ログ
ドライバー搭載とWindows11のマルチブートインストールを実施した実例。
現在Msi社のH81M-P33というボード上に、M.2 SSDを搭載して、win11を稼働(USBメモリにおいてあるClover経由)させています。おっしゃる通りUSBメモリの耐久性が心配なので、一応USBメモリのコピーは保存してありますが、SSDへCloverを移行できるのであれば、ぜひ移行したいと考えています。しかしながらシロートの悲しさで、移行の仕方がよくわかりません。詳細な手順がわかる場所をご存じなら教えてください(もちろんあなたがご教授くださるなら歓迎です)。
井口様
記事参照ありがとうございます。
丁度昨年末、気温低下の影響か再設定が必要になり、老人性健忘症の困難な中で、
次の記事で、何とか復元できました。頑張ってみてください。
https://mori1-hakua.tokyo/blog/1685/
これも参考になりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=4IWrUBtywAQ