故・岩見百丈君の母上の本の中に、岩見百丈君の在りし日の姿が息づいています。
機会がありましたら、ぜひ、ご一読ください。
森 義真
岩見ヒサ著『吾が住み処ここより外になし -田野畑村元開拓保健婦のあゆみ』が岩手日報に紹介されましたので、書店で注文して読みました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、岩見ヒサさんは故・岩見百丈君のお母さんです。
この本には、今年92歳になられるヒサさんの波乱万丈の人生が綴られています。大阪(現・枚方市)で生まれ育ったヒサさんが、なぜ、田野畑村に住むに至ったか、この辺の事情については簡単には言い尽くすことができません。(ぜひ、お読みください)
本の最後、結びの前に、「住職の坐死と百丈和尚の発病と他界、そして92歳の私」の章があります。
一部分ですが、百丈君の晩年のありさまを知ることができました。
改めて、彼からいただいた詩集『虹物語』を開き、百丈君を偲びました。
2006(平成18)年8月30日、大腸癌のため死亡。享年54。田野畑村宝福寺に眠る。
(昨年から、宝福寺住職は百丈君の長男、岩見具行師が務めている。)
森さん、ありがとう。おかげさまでAmazonから手に入れました。