PiZeroでUSB接続インターネット

USBドライバーとDNSサーバーの設定でつまづいたので、ノウハウをメモ。

1)最新Jessieをダウンロードし、マイクロSDを作る。
2)Windows上で、config.txt file に dtoverlay=dwc2 を行追加し、保存する。
3)Windows上で、cmdline.txt file の rootwait の後ろに modules-load=dwc2,g_ether を追記し、保存する。
4)これで一旦、コンソール環境のある構成にて、SDからRaspbianOSを立ち上げ、
次の設定をする。
5)/etc/network/interfacesに次を書き込む。

allow-hotplug usb0
iface usb0 inet static
address 192.168.137.2
netmask 255.255.255.0
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
dns-nameservers 192.168.1.1

6)SDメモリカードをPiZeroに入れ、マイクロUSBケーブルをPCに接続する。
  PowerUSBではなく内側のUSB端子です。
7)PCのデバイスマネージャーで、ポートCOMnにシリアルIOとして現れたら、
  そのドライバを、このモジュールで更新する。
  
8)デバイスマネージャーのネットワークアダプターのところに、
  USB Ethernet/RNDIS Gadget が現れることを確認する。
9)コントロールパネルのネットワーク接続のところにイーサネットとして、
  新しい接続が現れることを確認する。
10)「新しい接続のプロパティ」の「プロトコルバージョン4プロパティ」に
  IPアドレスが 192.168.137.1 と設定されることを確認。違っていれば
  修正する。
11)メイン接続のプロパティの共有タブで、共有を許可し、許可プロトコルを
  確認・設定する。LANのアドレスが、137に変わるという警告は無視する。
12)PiZeroを再起動する。

これで、PiZeroからインターネットにUSB経由で出ることができる。

カテゴリー: RaspberryPi パーマリンク

PiZeroでUSB接続インターネット への1件のコメント

  1. fujii のコメント:

    次のext2fsdドライバーをWindows10に入れると、
    Ext4ファイルシステムも更新できるので、
    /etc/network/interfaces をWindowsから設定でき、
    HeadlessでPiZero(W)が立ち上げられた。
    https://sourceforge.net/projects/ext2fsd/

fujii へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です