「利休鼠の雨が降る」

梅雨…。この雨の中、さ緑の梅がたわわに実る季節。
昨夜は梅2キロで梅酒を造った。
梅のへたを一つ一つ」取り除きながら、何年か前、雨の中を梅を拾っていたら、
急に目の前に大きな梅が一つ、一直線に落ちてきて
地面を打った音に不思議な驚きを感じたことを思い出した。
五月雨に梅の実ひとつ流星のごとく降りたりその重量感        


「利休鼠の雨」….確か北原白秋の文章にでてきた言葉だったと思う。
風情のある言葉だとは思いつつ、私にとっては実感のない言葉だった。
ところが、梅雨の季節に傘を差しながら歩いていたら
雨越しに深緑のみどりがまさに利休鼠色に見えたのだった。
白秋が見た風景はこれだったのか、うれしくなった。

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