真帆ひきてよせくる船に月照れり
楽しくぞあらむその船人は
田安宗武(将軍具吉宗の二男)
さすたけの君がすすむるうま酒に
われ酔ひにけりそのうま酒に
良寛
とくとくと垂りくる酒のなりひさご
うれしき音をさする物かな
橘曙覧
宮中に歌会始めの「笑み」の歌
響き渡れば明るさほのめく
山紫水明